もんちゃんとの出会いのお話 その2
夕方から姿を見せなくなったもんちゃん。
きっといいお家にお迎えされたのだと安堵していました。
この日の主人は会社の飲み会だったので、1人で軽く晩酌をして先に休みました。私が休んだ頃にはもんちゃんがお外にいる気配はなかったのですが…
翌朝、主人が
昨夜さぁ、2時頃に いい気分で帰ってきたらウチの玄関ドアのすぐ側に猫がいたから、腹減ってるだろうと思ってミルクやった
と。それを聞いて私も昨日の朝からの事をひと通り話したら、なんともあっさりと
「ウチで飼っちゃうか~」
「でも、ここはペット不可だよ」
「見捨てられないだろ?」
「それはそうだけど…」
「ま、平気だろ」
かなり軽い会話に思えるかと思いますがこの時、主人も私も出て行けと言われたら出ていく覚悟を決めました。
そう決めて直ぐに玄関ドアを開けて「おいで」と声をかけると、待ってたにゃーん!とばかりにご入室🙌🏻💕
こうして2000年11月8日の朝、もんちゃんをお迎えすることとなりました。
この日は平日。(確か水曜日?木曜日?だったかな?)猫を飼うに必要な物品(トイレ用品や 爪研ぎなど)を私1人では買いに行くことが出来ず(運転しないので)ダンボール箱にビニール袋を被せて新聞紙を割いたものを砂替わりにして、簡易トイレを作りました。
ゴハンは近くのコンビニでドライフードを買って与えました。
夕方、主人が帰宅してからお名前会議。
主人は まる がいいと主張。理由は痩せこけてるから、これから沢山食べて丸くなって欲しいという気持ちを込めたとのこと。
一方私は、紅葉の季節だったし紅葉はなんと言っても美しい😍 そしてもんちゃんも、整った美しいおんにゃのコなので もみじ がいいと主張。
何だかんだと主張し合って主人が折れてもみじに決定✌🏻️❤️
早速、ご報告
「お名前ね、もみじに決まったよ。これからよろしくね。もみじ😊♡」
と言うと、大きな声で にゃん🐱💗とお返事してくれました。
週末になって主人と共にトイレ用品、爪研ぎ、ベッド、お手入れグッズなどなどを購入。
とても楽しくて幸せで、もんちゃんとのこれからの暮らしにワクワクが止まらない時間でした✨✨
だがしかし...この後、お外にいたもんちゃんに幾度か青ざめる様な出来事をお見舞いされることになりました
うちのこになってから一週間程経った頃、真っ黒でドロドロの便をしたのです!!死んじゃう!と思ってただただあたふたとしてしまいましたが、当のもんちゃんは至って元気で食欲も旺盛。でも、心配だったので病院に行こうと思ったのですが、猫飼い初心者の大失敗でキャリーを購入し忘れていたのです。
連れて行く事が出来ないので電話で問い合わせると
「お外にいたことを考えるとお腹に何らかの虫がいる可能性がある。出た便を処分してしまったのなら次回排便時に採取して持参してください。」と。
あ~!とっておけばよかった~!私の馬鹿馬鹿~!!
いつ元気がなくなるか心配で仕方がなくて、もんちゃんの行動をずーっと見続けました。もんちゃんにしてみれば、さぞかし薄気味悪いストーカーのようだったかもしれません😅
二日後 (くらいだったかな?) にかたちあるウンチが無事に出まして、早速病院に持参して見てもらいましたが、虫は見つかりませんでした。ただ、ウンチの中にラップらしきものが入っていたと先生から聞かされて思いました
ラップに美味しそうな香りがついてたからお腹すいてて食べちゃったんだね。保護して良かった。ラップが出てきて良かった。
虫も見つからなかったし、ウンチもいいウンチになったし、元気も食欲もあるしと安心しきっていた頃にあの出来事が起こりました
あの出来事についてはこちらで
この出来事の後はシニアになるまで大きな病気をすることもなく、健康優良児だったもんちゃん。
シニアになってからは膀胱炎になったり
口内炎になったり
最期は腎不全で天使になりましたが、18年間よく生きました。誕生日で数えると18歳なのですが、保護当時で6ヶ月程と言われていたので実際には19年生きました。
私たち家族に抱えきれない幸せをくれたもんちゃんとの出会いと、その後のドタバタエピソードは以上です。
纏まりのない文章を読んでいただいて、どうもありがとうございました🙇🙇🙇