12月18日から20日まで
18日
昨日もぽんちゃんが亡くなってしまった気がしなかったけれど、やっぱり今日もそんな気をひきずってました。
起床してもんちゃんとまーちゃん、ぽんちゃんに頭を撫でつつおはようのご挨拶。ぽんちゃんだけは保冷剤で冷やされて冷たいおデコだったけど…
3ニャンの朝ゴハンを用意して、ぽんちゃんにお供えを。
主人を送り出し、掃除を済ませて10:45から5分間ぽんちゃんを抱き締めました。昨日は余りに突然に逝ってしまって、抱き締めてあげる余裕が私には無かったから。
しっかりと胸に抱いて、赤ちゃんをあやす様にユラユラと体を動かしていたらとめどなく涙が溢れてきてしまった。
ぽんちゃんの体を擦りながら「ずっとずっと愛してるよ」とおデコや頬にキスをすると、小さく「フゥ」と応えてくれました。
体の中に残っていた空気が出ただけなのだと頭ではわかっていても、ぽんちゃんからのお返事だと思いたかったし、思うことにしました。
お昼のゴハンは闘病中も食べてくれた焼き鰤。辛いも怠いも苦しいも無くなったから、きっと喜んでたべてくれたと思います。
ことある毎にぽんちゃんに話しかけ、お顔を撫でて一日を終えました。
19日
掃除中、もんちゃん、まーちゃんはそれぞれに猫ベッドで静かにしていて、テレビも消していたなか、不意に寂しさを感じてウルっとしてしまった時、私のすぐ側でチリンと鈴の音が聞こえました。
ぽんちゃんが 「ママ、泣かなくてもボクはここに居るよ」 と知らせてくれたのだと思いました。
掃除が終わって、10:45。ぽんちゃんを抱き締めようと思った時、お鼻から鼻水が少し出ていました。ティッシュで拭き取ってから抱き締めて、今日も 「ずっとずっと愛してるよ。大好きだよ」 と伝え、キスをしようと思ったら、なんと!可愛らしい鼻提灯を。
「ママ、笑って!」 ってぽんちゃんが言っているようで、思わず泣き笑い。
生前から癒し系だったぽんちゃんは最後まで癒し系でした。
ベロをしまい忘れたり
クシャミの勢いが良すぎて鼻水が飛び出ちゃったり
綿あめをクンクンしていたらお鼻にくっちいたゃったり
癒し系だったのです😸
今日がぽんちゃんの亡骸と過ごせる最後の一日。
昨夜辺りから死後硬直が解け始めて、まるで首が座る前のくったり赤ちゃんのようになったぽんちゃん。
今日も掃除を終えて10:45にぽんちゃんを抱き締めた。生前もよくやっていた耳たぶを唇でハムハムして、「大好きだよ。また会おうね」と伝えました。今日のぽんちゃんはオシッコでお返事してくれました。
夕方に主人から少し飲んで帰ると連絡を受けたので、私も3ニャンズを相手に少し晩酌することにしました。
明日はぽんちゃんの火葬の日。柔らかい被毛もぷにぷにな肉球もお耳も、ぽんちゃんに触れることは叶わなくなってしまうと思うと、やはり涙が溢れました。
もんちゃんとまーちゃんと私で、ぽんちゃんにお供えした焼き鰤を食べました。最後に皆で同じものを食べたくて。
もんちゃんもまーちゃんも普段は鰤を食べないのですが、この時は食べてくれました。
もんちゃん
まーちゃん
私の気持ち、分かってくれたのかな?
23時、主人が帰宅。部屋着に着替えるとすぐにぽんちゃんの前に。
そっとぽんちゃんを撫でながら肩を落として泣いている後ろ姿を見て、声をかけることは出来ませんでした。
私が休んだ後も暫くぽんちゃんと過ごしていたようでした。
明日の火葬をキャンセルしたいという思いと、ちゃんと送ってあげなければぽんちゃんが成仏できないじゃないかという気持ちが交錯して泣きながら眠りにつきました。